離婚

1.離婚事件と弁護士

「離婚は結婚の１００倍大変」とよく言われます。
離婚には、夫婦の財産をどのように分けるのかという財産分与の問題、 子どもをどちらが責任を持って育てるのかという親権の問題、 子どもを育てるための費用をいくら支払うのかという養育費の問題、 離婚をするに際して精神的な傷を負わせた側が金銭をいくら支払うのかという慰謝料の問題などなど解決すべき問題がとても多くあります。

ネットで、基本的な知識を身につけることはできても、「あなたの」離婚について、ベストな解決方法はネットでは見つけることはできません。

まずは、離婚について、きちんと弁護士に相談して、「あなたの」離婚についてどのような点が問題となるのか、どのようなことを解決しないといけないのかをきちんと理解した上で、新たな人生の出発へ準備しましょう。

2.離婚事件フローチャート

1. ①当事者間の話し合い

   相手方と離婚の条件などについて話し合います。
   ご本人同士では感情的になってしまうこともしばしばですが、弁護士が入ることによって冷静に話し合いができます。

2. ②離婚調停

   当事者間の話し合いで条件がまとまらなかった場合には、裁判所に調停を申し立てます。
   財産分与や慰謝料の問題についても調停の場で合わせて話し合います。

3. ③離婚訴訟

   調停で話しがまとまらなかった場合には、裁判を起こして解決を図ります。

3.離婚の弁護士費用

1. ①法律相談料：

   ３０分５,５００円（税別）です。

2. ②着手金：

   ４０万円（税込４４万円）

   （事案によりお話し合いの上決定します）

3. ③報酬金：

   離婚が成立した場合４０万円（税込４４万円）。
   その他経済的利益（財産分与・慰謝料・解決金など獲得金額または減額幅）については、一般民事事件の規程に準じます。

4. ④実費：

   書類のやりとりで使用した郵送代や裁判所に納めた費用などです 。