「過払い金元金の５０％で和解してくれませんか？」。
忙しくしている中、
相手方業者からそんな電話がかかってきました。
この担当者いわく、
いわゆる大量処理型事務所は
元金の３０％から４０％の金額で和解しているとのこと。
私の事務所は訴訟にする割合が
全国トップクラスとのことで、
特別な提案（笑）として、
過払い金の元金の５０％ということみたいです。
もちろんお断りしましたが。
というか既に訴訟にしておりますが。
過払い金請求をする場合、
訴訟を起こさずに和解するのは簡単です。
訴訟を起こして何度も裁判所に行くことから比べれば
とても「楽な仕事」です。
過払い金請求を「金儲けの手段」としか考えずに、
最近の判例・裁判例を研究していないような
いわゆる怠慢な弁護士は、
こうやって業者の言いなりになって、
元金の３０％や４０％で和解をするのでしょう。
でも私は真剣に過払い金請求に取り組んでいます。
第一審で判決で勝利しても必ず控訴されて
回収まで半年から１年かかる業者でも
がんがん過払い金返還請求訴訟を提起します。
私は過払い金請求を
いわゆる「効率の良いビジネス」
などとはとらえていません。
お一人お一人の大切なお金を取り戻す
「戦い」だと思っています。
だから依頼者の方が望むのであれば
裁判を容赦なく起こします。
徹底的に戦います。
明らかに訴訟の引き延ばしを図る相手方業者とは
本気で戦います。
過払い金請求にここまで力を入れている弁護士も
あまりいないのかもしれませんが、
正直まわりの弁護士がどうしているかなど関係ありません。
ましてや
効率だけを優先させる大量処理型事務所が
どんな和解をしているのかなど私の仕事とは
全く関係ありません。
依頼者の方が相手方業者の経営破たんというリスクを承知の上で
全額回収を望むのであればそのために全力を尽くすのが弁護士の仕事だと思っています。
その意味では
私は「空気を全く読まない」弁護士なのだろうと思います。
でも「読めない」わけじゃなくて「読まない」のですから、
別にそれはそれで良いかなと思っています。
過払い金請求は、
実は依頼する弁護士や司法書士によって、
回収率が全然違います。
しっかりとした過払い金回収をお望みの方は、
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