「アイフルが銀行団からの借入金を完済」

こんなニュースが平成27年8月下旬に流れました。
YAHOO!のトップにこのニュースが掲載されたこともあり、ご覧になられた方も多いかもしれません。

アイフルのホームページのニュースリリースによると、平成21年に始めた私的債務整理による借入金の残存債務527億円を支払ったとのこと。
本来は平成32年4月までの予定だったものが、4年半も早まって支払いを完了したことになります。

そうすると、「アイフルは業績が回復したから、倒産してしまうこともないだろう」と考えてしまうところですが、そういうわけではないようです。

この借入債務の支払いは、アイフルの業績が絶好調で、アイフルにお金が余っているので、期限より早く、銀行団へ支払いをしたというものではありません。
アイフルは、メインバンクや準メインバンクなどから同じ額を借りて、銀行団からの借入金を完済しただけです。いわゆる「借り換え」に過ぎないのです。

このため、アイフルの借入金が大幅に減ったわけでもありません。
アイフルの株価も、この報道直後は少しだけ上がりましたが、その後は下落しています。

つまり、アイフルの経営は、まだまだ改善されたとはいえないのです。

武富士が倒産した際にご体験なさった方もいらっしゃるかもしれませんが、サラ金が倒産してしまうと戻ってくる過払い金は本当にごくわずかになってしまいます。

アイフルの過払い金請求は、いろいろ悩まずに、できるだけ早く進めた方が良さそうです。

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